正月の定番の遊びともいえる凧あげ、今はシーズンになると100円ショップでも買うことができます。
100均のお店だと、ちゃんとあがるものか心配になりますが、100円ショップでの凧でも大丈夫です。とてもよく空にあがります。
正月はテレビやゲームでつい、大人も子どもも運動不足になりがち。
ちょっと外遊びでも、というときに凧あげはとてもいいものです。
わざわざおもちゃ屋さんやホームセンターに行って買うのは面倒に感じてしまうかもしれませんが、
100円ショップの凧なら、本当に手軽に購入して凧あげできます。
子どもから、凧あげしたいとねだられた時、「そんなに使わないし、もしかしたらすぐ飽きて全然やらないかもしれないな。ネットで見たら、500円から1000円くらいするし、ちょっともったいないかな。」
そんな風に迷った時も、100円ショップの凧なら安心ですね。
100円ショップの凧でも十分楽しめますよ。
凧の種類
100円ショップではカラフルな凧が色々売られています。
・虹色の7連のもの
・目の模様がついているもの
・鳥を模したもの
・白の無地のもので、自分でマジックで書けるものもありました。
好みによって色々と選ぶことができます。
100円ショップの凧、組み立て方
100円ショップで売っている凧は、たたんだ状態で売られていて、自分で組み立てますが、とても簡単にできます。
よくカイトと呼ばれる、三角形をしたものです。
組み立て方ですが、まず凧本体のビニールを取り出し、裏側を上にして広げます。
三角形の2辺に凧骨と呼ばれる細い棒を通すところがあり、そこに付属の棒を通します。
そうして全体の形がしっかりしたら、次に裏返します。
凧の表面の中央あたりに凧糸を通す指定の穴があります。
そこに凧糸を外れないようにしっかりと結べば完成です。
5分もかからず完成することができますよ。
凧の裏面に絵入りで説明書きも丁寧にあり、物の違いによって、少々の違いはありますが、どれも組み立てはそう難しくありません。
デメリットは?若干壊れやすい
凧はある程度軽くないと、空高く飛ぶことができません。
そのため丈夫に作るのには限界があるものだと思います。
そのうえ丁寧に、壊れないように遊ぶというのも難しい。
どうしても地面を引きずられたり、地面に衝突したり、時にはほかの凧と絡み合ったり、木に引っかかったりしてしまいます。
そんな中、耐久性という面では、100円ショップの凧はすこし弱いように感じました。
我が家では3人の元気な男の子がおり、毎年凧あげをします。
そして100円ショップの凧とホームセンターで買った700円ぐらいで買った凧の両方を使っています。
長男が初めて凧あげをしたときはホームセンターの凧を買い、下の子が大きくなり、買い足す時には100円ショップのものを買い足していきました。
100円ショップの凧は1、2回の使用で使えなくなることはありませんでしたが、何度か使ううちに、凧糸が切れたり、凧骨を通すところが弱くなって凧骨が飛び出してきたり、といった故障が多かったです。
何度か修理して使いましたが、それも限界があり何度か買いなおしています。
一方、ホームセンターで買ったものは一部破れたり、ちぎれたりして修正していますが、まだ使っています。
そのため一枚の凧を長く使いたい、長く遊ぶであろうという場合はホームセンターやネットなどである程度値段のする凧を買い、「とりあえず試してみたい、数回で飽きるかもしれない、枚数が欲しい」といった場合は100円ショップの凧を買う、といったようにするのも良いのではないでしょうか。
凧あげの思いがけないメリット
お正月に帰省した時に長男は凧あげをしたいといいだしました。
しかし、いざ凧あげにいこうと思ったところ、去年まではまだ自己主張が強くなかった次男が、
「ぼくも凧あげする~」
どうしよう、凧一つしかないけど交代交代で使えるかな、とりあいしてケンカになるかも…と迷った結果、近所の100円ショップに。
さて100円ショップの凧を手に、近くの公園へいくも、木や遊具で凧を上げるようなスペースがなく、大きい広場のある公園に急遽移動。
車で移動すること15分、バーベキュー場や運動場などがそろっている比較的大きい公園に到着し、いざ原っぱへ。
正月ということもあり、何人かが凧あげしているのを発見。
凧と凧がからまってはいけないので、凧あげしていないところを探します。
そして100円ショップの凧で大丈夫かという心配もしながら、やっと凧あげ開始。
次男がいきなり100円ショップの凧を手に、一人で走りだします。
「まって、いきなり走っても!」という制止の声も届かないうちに、
少し凧は浮かんだものの、地面をががが…と引きずられるはめに。
ああ、凧、壊れたかなと、おそるおそる凧を見に行きましたが、凧は無事でした。
次男は凧あげが初めてだったので、とりあえず凧の糸を持って走れば上がると思ったのでしょうね。
一人の人に凧を持ってもらって一緒に走り、凧がうまく風に乗ってきたら、持っている人は凧を手放す、といった簡単な説明をしてから、再度チャレンジ。
チャレンジすること、2、3回、段々コツがわかってきたのか、凧があがり始めました。
良かった、100円ショップの凧でも十分あがるなとほっとしました。
しかし長男と次男を比べてみると長男はそれほど走り回らずに長い時間凧を空高くあげているのに対して、次男の100円ショップの凧のほうは、なかなか長い時間空にとどまることができず、すぐに落ちてしまっていました。
次男は走りつかれ、もう凧あげいいや~となり、やっぱり100円ショップの凧は性能が悪いのかな、と思いかけてしまいました。
が、ここでおじいちゃんの登場です。
軽く走るだけで、なんと100円ショップの凧が高く高く凧があがっていくではありませんか。
さすがおじいちゃん!と子供たちの尊敬のまなざし。
というのも、おじいちゃんはコマ回し、けん玉など昔の遊びの達人、「おお、100均の凧で十分やな」とのことでした。
100円ショップの凧のせいで、長くあがらないのではなく腕前のせいでしたね。
おじいちゃんの方が楽しんでいたような気もします…
ですが、帰省した時ならではですし、小学生にあがるとおじいちゃんと一緒に遊ぶことも少なくなってくる年頃ですので、おじいちゃんと一緒に遊ぶという思いがけないメリットがあると感じました。
100円ショップの凧あげ・まとめ
凧あげをすると自然と空を見上げ姿勢がよくなり、気持ちが前向きになる気がします。
広い場所を走ることが必須なので、お正月の運動不足解消にも最適です。
おじいちゃんと一緒に遊ぶというのも、凧あげならではですよね!
ぜひ今年の冬には、100円ショップの凧で気軽に凧あげしてみてはいかがでしょうか。
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